MBA留学国別費用
各国のMBAコース必要費用について
当然のことですが、MBAコースに入学し卒業するためには、授業料、滞在費を学校に支払う必要があります。合格後授業料などが支払えず入学できなかった、、なんてことがないよう留学にかかる費用は確実におさえておきたいものです。
下記費用を大雑把にまとめてみましたが、あくまで学校によって大きくことなりますので、出願校選定の際詳しく調べる必要があります。
アメリカ・イギリスMBAコース費用比較
アメリカのMBAコース費用はピンキリとよく言いますが、実際私立のトップスクールと中堅州立大学では大きいところで年間300万円近く差があります。また州立だからといって安いというわけでなく、ランキング雑誌常連のトップスクールは常に費用は高くなります。また履修期間も約2年間を要するコースが多く、それだけ費用も多くかかります。
アメリカ: MBAコース費用概算
アメリカ 私立最上校 |
アメリカ 私立校中堅校 |
アメリカ 州立上位校 |
アメリカ 州立中堅校 |
アメリカ 州立地方校 |
|
履修期間 | 2 年間 | 2 年間 | 2 年間 | 2 年間 | 2 年間 |
授業料 ( 1 年間) |
33,000.US$ | 20,000 US$ | 25,000 US$ | 12,000 US$ | 10,000 US$ |
滞在費 ( 1 年間) |
15,000.US$ | 10,000 US$ | 10,000 US$ | 10,000 US$ | 8,000 US$ |
教科書代 | 1,000. US$ | 1,000 US$ | 1,000 US$ | 1,000 US$ | 1,000 US$ |
合計 | 49,000 US$ | 31,000 US$ | 36,000 US$ | 23,000 US$ | 19,000 US$ |
円建て | 5,390,000 | 3,410,000 | 3,960,000 | 2,530,000 | 2,090,000 |
円建て (2 年間 ) |
10,780,000 | 6,820,000 | 7,920,000 | 5,060,000 | 4,180,000 |
(1US$=110円)
一方イギリスはほとんど全ての学校が国立大学なので、通常は学校のよって費用が大きく変わることはありませんが、 MBA コースの場合はそのコースの特徴柄学校やロケーションによって費用が大きく変わります。また、履修期間が一年間ですので、アメリカより安く済むと思う方もいらっしゃいますが、 UK ポンドが高いので実際はそれほど変わりません。
イギリス: MBA コース費用概算
イギリス最上校 | イギリス ロンドン市内上位校 |
イギリス その他上位校 |
イギリス地方校 | |
履修期間 | 1 年間 | 1 年間 | 1 年間 | 1 年間 |
授業料 ( 1 年間) |
35,000.GBP | 25,000.GBP | 20,000 GPB | 17,000 GPB |
滞在費 ( 1 年間) |
15,000. GBP | 15,000. GBP | 10,000. GBP | 8,000. GBP |
教科書代 | 1,000. GBP | 1,000. GBP | 1,000. GBP | 10,000. GBP |
合計 | 51,000 GBP | 41,000 GBP | 31,000 GBP | 26,000 GBP |
円建て | 10,710,000 | 8,610,000 | 6,510,000 | 5,460,000 |
(1GPB=200円)
上記滞在先は、アメリカは通常相部屋(二人部屋)、イギリスは一人部屋となります。なおアメリカ、イギリスともキッチンやバスルーム(シャワーやトイレ)は共同となります。
大学キャンパス内の学生寮について:
入学後に入寮する学生寮にもアメリカとイギリス(オーストラリア)では大きな違いあります。
アメリカ(カナダ) | イギリス(オーストラリア) | |
部屋 | 相部屋(二人以上) | 一人部屋 |
食事 | 学食 | 自炊 |
上記のように各国では食事と部屋割りに大きな違いがあることが分かります。もちろんアメリカでも一人部屋を選ぶことができる学校もありますが、基本的には相部屋に入寮する学生が多いので、もし一人部屋も選ぶと費用もそれなりに高額になります。また食事も通常学校内の学食(カフェテリア)で発行されたチケットを使用しとることになります。通常学生寮内に自炊設備がないことも多いです。一方イギリスは基本的に学生が全て一人部屋に入寮しますので、相部屋を選ぶと費用は格段に安くなることもあります。ただイギリスの学生寮は一人部屋が多い反面、部屋はベッドと机を置くと一杯になってしまうほど狭いのも特徴です。通常学生寮には自炊設備が備わっています。
また、アメリカ、イギリス共に留学生専用、女性専用、大学院生専用など入寮する学生に合わせて学生寮を設定している学校もありますので、進学校を決める際は付属の英語学校が備わっているか、ということも重要ですが、学生寮の種類や入学の可否なども確認する必要があります。