MBAワールドランキング

世界のビジネススクールを対象としたランキング

「ビジネススクールといったらアメリカ!」、と思っている方も多いのではないでしょうか? ただ最近ではその常識も崩れつつあります。例えばイギリスのLondon Business School、オーストラリアのAGSM、フランスのINSEADなど世界的に有名なビジネススクールが世界各国に広まっています。これからはMBA留学もアメリカだけに限定せず世界に目を向け学校リサーチをする時代です。

The Economist Intelligence Limited(エコノミストインテリジェンスリミテッド):

イギリスの経済専門週刊誌の「The Economist」のリサーチ専門機関である The Economist Intelligence Limitedが発表している世界のMBAコースランキングになります。

主な審査基準は、MBAプログラムの評判、プログラム内容、ティーチングメソッド、他のランキング雑誌などのランク、教授陣の質、ロケーション、費用、卒業生の推薦度など、客観的な評判も若干含まれますが、プログラム主体で審査しています。以上のような審査項目を独自の方法で審査、分析しランク付けしています。世界的な権威のある経済専門誌が発表しているランキングなので信憑性十分のMBAワールドランキングになります。

≫ The Economist Intelligence Limitedのワールドランキングはこちら

FINANCIAL TIMES (ファイナンシャルタイムス):

Financial Timesは現在アメリカ国内、ヨーロッパ内、アジア内、カナダ国内別にMBAコースのランキングを発表していますが、全てをミックスしランク付けしたGlobal MBAプログラムランキングを公表しています。Global MBAプログラムランキングでは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダといった英語圏だけでなく、フランスやスペインといったヨーロッパの学校も審査対象となっているのが特徴的です。

ランキングの審査は、主に1)卒業生の給与、2)卒業前との昇給率が主な基準で、その他3)卒業後のキャリアゴールの達成度や昇進、昇給率、4)卒業後3ヶ月以内の内定率などMBAコースが及ぼすキャリアへの貢献度を主に審査基準としています。上記のように主にMBAコースが卒業生に及ぼすキャリアへの貢献度を卒業生に行うアンケートや独自の調査などでデータ化しランキングを発表します。キャリアへの貢献度を主に審査対象としていますので、MBAコースのキャリアへの投資効果を計るなら最適のランキングと言えます。

≫ 2008年Financial Times Global MBAコースランキングはこちら

THE WALL STREET JOURNALS (ウォールストリートジャーナル):

The Wall Street Journalは、ニューヨークで発行されている主に世界各国の経済や金融に関する記事を中心に載せている日刊新聞です。The Wall Street Journalが毎年アメリカのマーケットリサーチ会社であるHarris Interactive Inc., と協力し世界のビジネススクールをランク付けしています。

このランキングの最も大きな特徴は、全て企業側(主に企業採用担当者)からの意見でランキングが決まっているということです。実際に主に企業採用担当者に実際にインタビューを行い、その結果からランキング付けをしています。

アメリカ国内に限定したランキングも行っていますが、International Schoolランキングとして、「主に国際的ビジネスと手掛ける企業に有利な学校」のランキングをワールドランキングとして発表しています。

≫ 2007年The Wall Street Journal International Schoolランキングはこちら

BUSINESS WEEK(ビジネスウィーク):

Business Week のランキングは、アメリカ以外のビジネススクールランキングも二年に一度発表しています。アメリカ以外のビジネススクールのランキングはTOP10とその後に続くTOP10として計20校アメリカ以外のビジネススクールを発表しています。ただアメリカのビジネススクールと一緒にランク付けされていませんので、アメリカのスクールと比べることはできません。

Business Weekのランキング審査方法は、卒業生と企業採用担当者に50項目にも及ぶアンケートを実施その結果をもとにランキングを発表しています。

≫ 2006年Business Weekアメリカ以外ランキングはこちら

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